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高岡市議会
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1999-06-01
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平成11年6月定例会〔 陳情処理経過結果報告書 〕
平成11年6月定例会(第1日目) 本文
平成11年6月定例会〔 陳情文書表 〕
平成11年6月定例会〔 請願文書表 〕
平成11年6月定例会〔 議員提出議案 〕
平成11年6月定例会(第1日目) 議事日程・名簿
平成11年6月定例会 索引
平成11年6月定例会 会期日程
平成11年6月定例会 議決一覧表
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平成7年12月定例会(第4日目) 本文
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高岡市議会 1999-06-01
平成11年6月定例会(第1日目) 本文
取得元:
高岡市議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-22
↓ 最初の
ヒット
へ(全 0
ヒット
) 1 開会 午後1時01分 ────────────・─────────────・──────────── 開 会
◯議長
(
大井
弘君) ただいまから、
平成
11年6月
高岡市議会定例会
を開会いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
開 議 2
◯議長
(
大井
弘君) これより、本日の
会議
を開きます。 本日の
議事日程
は、お手元に配付いたしました
議事日程
(第1号)のとおりでございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
諸 般 の 報 告 3
◯議長
(
大井
弘君) この際、諸般の
報告
を行います。 まず、
市当局
より、
平成
10年度
高岡
市
一般会計継続費繰越計算書
、
平成
10年度
高岡
市
一般会計
繰越明許費繰越計算書
、平成10年度
高岡
市
下水道事業会計
繰越明許費繰越計算書
、平成10年度
高岡
市
駐車場事業会計
繰越明許費繰越計算書
、平成10年度
地域振興券交付事業会計
繰越明許費繰越計算書
、平成10年度
高岡
市
水道事業会計予算繰越計算書
、
平成
10年度
高岡
市
高岡市民病院事業会計予算繰越計算書
及び
平成
10年度
高岡
市
高岡市民病院事業会計継続費繰越計算書
並びに
財団法人高岡
市
施設管理公社
、
高岡
市
土地開発公社
、
財団法人高岡
市
老人保養センター
、
社会福祉法人高岡
市
社会福祉事業団
、
社団法人高岡
市
自然休養
村公社、
財団法人高岡
市
農業振興事業団
、
財団法人高岡地域地場産業センター
、
財団法人高岡
市
勤労者福祉サービスセンター
、
財団法人高岡市民文化振興事業団
、
財団法人高岡市民スポーツ振興事業団
及び
財団法人高岡
市
水道サービス公社
の各
法人
の
経営状況
を
説明
する書類並びに
高岡
市における公害の現況と
対策
の概要がそれぞれ提出されております。いずれもその写しを
各位
のお手元まで配付してございます。 次に、
市監査委員
から、
一般会計
及び
特別会計
並びに水道・病院各
事業会計
に関する
平成
10年度2月分、3月分、
平成
10年度
出納整理期間
のうち4月分及び
平成
11年度4月分の
現金出納検査
の結果
報告書
が提出されております。
報告書
につきましては、
事務局
に保管してございますので、
各位
におかれましては、随時御閲覧くださるようお願いいたします。 また、同じく
市監査委員
から、
平成
10年度
企画調整部
、
議会事務局
、
公平委員会
及び
生活環境部
に係る
定例監査
の結果
報告書並び
に
平成
10年度
工事監査
及び
出資団体監査
の結果
報告書
が提出されておりますので、その写しを
各位
のお手元まで配付してございます。 次に、
議会運営委員会
及び各
常任委員会
の
継続審査案件
の
報告
を行います。 これは、5月
臨時会
におきまして、各
委員会
に付託の上、
継続審査
となっておりました
所管事項
の調査についてでありますが、それぞれの調査の概要はその都度、
各位
に
報告
してございますので、御了承をお願いいたします。 以上で、諸般の
報告
を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会議録署名議員
の指名 4
◯議長
(
大井
弘君)
日程
第1
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、
会議規則
第81条の規定により、
議長
において、 2番 四十九清治君 5番
尾崎憲子
君 7番 盤若進二君 以上、3君を指名いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会 期 の 決 定 5
◯議長
(
大井
弘君) 次に、
日程
第2 会期の決定を議題といたします。
今期定例会
の会期は、本日から6月25日までの15日間といたしたいと思います。 これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 6
◯議長
(
大井
弘君) 御
異議
なしと認めます。 よって、会期は、15日間と決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議 案 の 上 程 7
◯議長
(
大井
弘君) 次に、
日程
第3
議案
第46号から
議案
第57号までを議題といたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
提 案 理 由 の 説 明 8
◯議長
(
大井
弘君)
市長
佐藤孝志
君より
提案理由
の
説明
を求めます。 〔
市長
(
佐藤孝志
君)登壇〕 9
◯市長
(
佐藤孝志
君)
平成
11年6月
定例会
の開会に当たり、
提案理由
の
説明
に先立ちまして一言申し上げます。 最初に、
地方分権
について申し上げます。
地方分権
の
推進
は、21世紀を迎えるに当たって新しい時代にふさわしい
我が国
の基本的な
行政システム
を構築しようとするものであります。 これまでの
行政システム
は、
全国的統一性
、
公平性
を重視したものであり、
我が国
の
近代化
、戦後の復興や
経済成長
を達成するために大きな効果を発揮してきたものでありますが、住民の意識や
価値観
が大きく変化し、個性豊かで活力ある
地域社会
の実現が求められる今日、国は全国的な規模でもしくは全国的な視点に立って行わなければならない施策及び
事業
の実施、その他の国が本来果たすべき役割を重点的に担い、住民に身近な行政はできる限り
地方公共団体
にゆだねること、並びに
地方公共団体
の
自主性
・
自立性
が十分発揮されるようにすることを基本とする国と地方の本来の
システム
に転換する必要があります。 このため、国においては、
機関委任事務制度
の廃止、
地方自治体
への
権限移譲
、
必置規制
の緩和などを盛り込んだ
地方分権推進計画
を昨年5月に閣議決定し、この
計画
を法制化する
措置
として
地方自治法
をはじめとする 475本の
法律改正
を
一括法案
の形でまとめた「
地方分権
の
推進
を図るための
関係法律
の
整備等
に関する
法律案
」を本年3月、今国会に提出いたしました。
地方分権
に向けて、国と
地方自治体
の関係を見直すこの
一括法案
は、原則として
平成
12年4月から施行することとしているため、
本市
といたしましても、速やかに
行政運営全般
にわたる総点検を行い、
事務事業
の
執行方法
や
執行体制
を
見直し
、
条例
や
規則等
を整備してまいりたいと考えております。 次に、
北陸新幹線
について申し上げます。
北陸新幹線
の建設は、21世紀の
全国高速交通体系
の中軸として、
日本海国土軸
の形成や国土の均衡ある発展に必要不可欠な
国家プロジェクト
であり、
沿線地域
の飛躍的な発展とゆとりある
国民生活
の実現を図る上で大きな効果をもたらすものであります。 現在、
自民党
・
自由党整備新幹線建設促進協議会
において、
北陸新幹線
など
整備新幹線
の完成時期を大幅に繰り上げ、早期に着手しようとする動きがあり、これに関連して
本市
では
北陸新幹線高岡
駅に関する議論が生じてきております。昭和57年の
高岡
市の意向を受けて、いわゆるアセスルートが決定されておりますが、改めてこの問題について
検討
、
協議
を行う場として、先月、
市議会
をはじめ
商工会議所
、
連合自治会
など
各界各層
の
代表者
による
高岡
市
新幹線問題懇話会
が発足し、私が座長に選ばれました。本件は大変重要な問題でありますので、さまざまな観点から
検討
、
協議
を行い、できるだけ早く
意見
の集約を図って対処してまいりたいと考えております。 次に、
高岡
駅南地区
の
大型ショッピングセンター
について申し上げます。
駅南地区
における
大型ショッピングセンター
につきましては、
設置者
から国・県に対し、今年3月末に大
規模小売店舗法
第3条に基づく
建設計画
の届け出がなされています。 本件については、その影響、効果について各種の予測が行われ、また、市内にさまざまな
意見
があって適切な対応が求められていることから、
本市
としても
大型店問題庁内検討会議
において、
大型店
に関する諸問題を多角的に調査、研究、
検討
してきているところでございます。今後、
商工会議所等経済界
や
関係者
の方々から
意見
をお聞きし、
協議
を行いながら、
本市
にとって最善と思われる途がとられるよう対処いたしたいと考えております。 それでは、ただいま上程されました
予算議案
3件、
条例議案
6件、その他
議案
3件、計12件について、その概要を御
説明
申し上げます。 最初に、
議案
第46号
平成
11年度
高岡
市
一般会計補正予算
(第1号)並びに
議案
第47号
平成
11年度
高岡
市
駐車場事業会計補正予算
(第1号)及び
議案
第48号
平成
11年度
高岡
市
工業団地造成事業会計補正予算
(第2号)の各
特別会計補正予算
について申し上げます。
補正予算
の規模は、
一般会計
8,882万 2,000円
特別会計
2,297万 9,000円 総計 1億 1,080万 1,000円 であります。 以下、その主な内容について御
説明
申し上げます。 まず、
高齢者福祉
の充実につきましては、
平成
12年4月からの
介護保険制度実施
のための
準備行為
として、本年10月から行われる
介護認定審査会
における要介護・要
支援認定事務
を実施するため
所要
の
措置
を講ずるものであります。 また、
東部老人福祉センター
において、
生活相談
や
介護知識
、
介護方法
の
普及活動
を行うため施設の増築を図るとともに、
ひとり暮らし
のお年寄りのための
電話緊急通報装置
を増設するための
所要額
を計上いたしたのであります。 これらのほか、21世紀の富山を拓く
人づくり
を目的に富山県と
本市
の主催で、
ノーベル医学
・
生理学賞
を受賞されました
利根川進博士
による
講演会等
を開催するとともに、
戸出商工会
による、
戸出地区
の
商業活性化
をはじめとする
地域振興策
の策定を支援するため、
所要
の
措置
を講じたのであります。 また、
駐車場事業会計
においては、
県施行
の
都市計画道路桜馬場長慶寺線拡幅関連事業費
の確定に伴う
所要額
を、
工業団地造成事業会計
では
中田上麻生工業団地周辺
での
環境整備
を行うための
所要額
を計上いたしたのであります。 続きまして、
条例議案
について申し上げます。
議案
第49号
高岡
市
国民健康保険税条例
の一部を改正する
条例
は、
平成
11年度の
国民健康保険財政
の
収支見込み
などを勘案して、
所得割
の税率を引き下げるものであります。
議案
第50号
高岡
市
介護認定審査会
の
委員
の
定数等
を定める
条例
は、今ほど申し上げました
介護保険制度実施
のための
準備行為
として、要
介護認定等
の
審査
及び判定を行う
介護認定審査会
の
委員定数
などを定めるものであります。
議案
第51号
高岡
市
デザイン
・
工芸センター条例
は、新たな
デザイン
・工芸の
振興
を図るための拠点となる
デザイン
・
工芸センター
の完成に伴い、その
設置目的
、
事業
及び
使用料等
について定めるものであります。
議案
第52号
高岡
市
有料駐車場条例
の一部を改正する
条例
は、
御旅屋駐車場
の
利便性
の向上と利用の拡大を図るため、開場時間、
駐車料金
の
見直し
及び全日
定期駐車料金
の新設を行うほか、
白金駐車場
の
定期駐車
の時間帯の
見直し
及び全日
定期駐車料金
の新設を行うものであります。
議案
第53号
高岡
市
消防団員等公務災害補償条例
の一部を改正する
条例
は、
補償基礎額等
の引き上げを行い、
非常勤消防団員等
に対する
損害補償
の充実を図るものであります。
議案
第54号
高岡
市
非常勤消防団員
に係る
退職報償金
の支給に関する
条例
の一部を改正する
条例
は、
退職報償金
を引き上げ、
非常勤消防団員
の
処遇改善
を図るものであります。 次に、その他
議案
について申し上げます。
議案
第55号
市道路線
の
認定
及び廃止については、
御旅屋西通り地区街路事業
、
能越自動車道
、
道路改良等
に関連し、市道29路線を
認定
し、14路線を廃止するものであります。
議案
第56号 字の区域の新設、変更及び廃止については、
富山高岡広域都市計画事業御旅屋西通り土地区画整理事業
の実施に伴い、新たに
大字中央
町を設定するほか、従前の大字・字の区域を変更、廃止し、
大字御旅屋
町に編入するものであります。
議案
第57号
高岡
市・福岡町
総合斎場組合規約
の変更については、
総合斎場建設事業
の
推進
に向け、新たに副
管理者
を置くことに係るものであります。 以上、提出いたしました
議案
について御
説明
申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 10
◯議長
(
大井
弘君)
市長
佐藤孝志
君の
提案理由
の
説明
が終わりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議員提出議案
の上程 11
◯議長
(
大井
弘君) 次に、
日程
第4
議員提出議案
第5号を議題といたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
提 案 理 由 の 説 明 12
◯議長
(
大井
弘君)
議員提出議案
第5号
組織犯罪対策関連
3
法案
の
廃案
を求める
意見書
について
松崎義彦
君より、
提案理由
の
説明
を求めます。 〔3番(
松崎義彦
君)登壇〕 13 ◯3番(
松崎義彦
君) 6月1日
衆議院
で可決されまして、9日より
参議院
で審議中の
組織犯罪対策関連
3
法案
は、いわゆる
通信傍受法案
、
組織的犯罪処罰
、
犯罪収益規制法案
、
刑事訴訟法
一部
改正案
、この3法からなっておる法律でございます。この中で特に
通信傍受法案
については、一般には
盗聴法
とも一部言われてはおりますけれども、
傍受対象
を絞った
修正
を加えたり、
法案
全体が
捜査優先
の発想はかなり是正されたとは言われてはおりますけれども、乱用されれば
基本的人権
や適正な
刑事手続
など
民主主義社会
の根幹を大きく揺るがしかねない問題の
法案
であります。 1日の
衆議院
で可決された際に、反対に回った
自民党
の
田中真紀子
氏の言葉を
皆さん方
に御紹介しながら、私は
提案
に移りたいと思います。
田中真紀子
氏は、
憲法
で定めた
通信
の
秘密
を侵すにもかかわらず、
プライバシー保護
の担保がない、
日本
は裁判官と検事の交流が盛んな実情の中で、判・
検人事交流
が盛んないわゆる
日本
の実情の中で、検事が
傍受令状
を請求し、
地裁判事
が許可するのでは、
チェック機能
は働かないということを言っております。このことを紹介し、私は
提案者
を代表いたしまして、この
意見書
の案文を読み上げて
提案
にかえさせていただきます。
組織犯罪対策関連
3
法案
の
廃案
を求める
意見書
現在、国会で審議されている、いわゆる
組織犯罪対策関連
3
法案
は、
犯罪捜査
に当たって
電話等
の
盗聴
を合法化する「
通信
の
傍受
」の導入などが盛り込まれるなど、重大な問題をはらんでいる。 「
通信
の
傍受
」は、
憲法
が保障する
プライバシー
の権利、
通信
の
秘密
を侵害するもので、
憲法
の精神を根本から否定するものである。また、
犯罪収益等
の没収及び追徴を拡大し、
確定判決
前の
没収保全手続
についても認めているが、これは明らかに
無罪推定
の原則に反するもので到底容認しがたい。 以上のことなどにも明らかなように、
組織犯罪対策関連
3
法案
は
我が国
の
刑事法制
はもちろん
憲法
の精神をも逸脱するものである。 よって、政府におかれては、
組織犯罪対策関連
3
法案
を速やかに
廃案
とし、その上で、今後、
組織犯罪
に対応する
措置
を
検討
するに当たっては、新たな
立法制度
を前提とせず、広範な
国民参加
の議論を踏まえ、慎重に行われるよう強く要望する。 以上、
地方自治法
第99条第2項の規定により
意見書
を提出する。
平成
11年6月11日
高岡市議会
なお、
提出先
は、
内閣総理大臣
、法務大臣といたします。 このことにつきまして、
議員各位
の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 14
◯議長
(
大井
弘君)
松崎義彦
君の
提案理由
の
説明
が終わりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
質 疑 15
◯議長
(
大井
弘君) これより、質疑に入ります。 通告がございませんので、これで質疑を終結いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
委 員 会 付 託 の 省 略 16
◯議長
(
大井
弘君) お諮りいたします。 本案につきましては、
会議規則
第37条第2項の規定により、
委員会付託
を省略いたしたいと思います。 これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 17
◯議長
(
大井
弘君) 御
異議
なしと認めます。 よって、
議員提出議案
第5号は、
委員会付託
を省略することに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
討 論 18
◯議長
(
大井
弘君) これより、討論を行います。 通告がございますので、発言を許します。11番
金平直巳
君。 〔11番(
金平直巳
君)登壇〕 19 ◯11番(
金平直巳
君) 私は、
日本共産党議員団
を代表して、
議員提出議案
第5号
組織犯罪対策関連
3
法案
の
廃案
を求める
意見書
に賛成の立場から討論をしたいと思います。 自民・自由・公明3党による、いわゆる
盗聴法案
など
組織犯罪対策
3
法案
の
修正案
は
衆議院
での採決が強行され、多くの
国民
の厳しい批判が噴出しています。
盗聴法案
は、違法な
盗聴
を
警察
に公然と認め、
憲法
に保障された
国民
の
基本的人権
を捜査を口実にじゅうりんするものであり、断じて許されません。
盗聴範囲
は、
携帯電話
、ファクシミリ、インターネット、
電子メール
も含まれ、影響は
一般市民
にも及ぶのであります。
日本国憲法
は第21条第2項で、
通信
の
秘密
はこれを侵してはならないと規定しており、
盗聴
は
基本的人権
としての
通信
の
秘密
、
国民
の
プライバシー
の権利に対する重大な侵害であります。
日本共産党
の
緒方靖夫参議院議員
は、
警察
から
電話盗聴
され、13年間、
国家賠償請求訴訟
を闘い、その結果、1997年6月26日、
東京高裁
は
神奈川県警
による
組織的盗聴
が行われていた事実を厳しく断罪をいたました。ところが、重大なことに、
警察
は一切謝罪しないばかりか、確定した判決で
認定
された
盗聴
をした事実さえ認めようとしません。このように
基本的人権
をじゅうりんし、
違法捜査
をする
警察
に
盗聴権限
を与えたら
市民生活
は一体どうなるのかという底知れぬ不安を消すことはできません。 ところで、
公明党
は
盗聴法案
の
採決強行
に
国民
の批判が高まる中で、「
修正
によって乱用に歯どめをかけた」とか「議論は尽くした」などと言いわけをしておられますが、
説得力
はありません。
公明党
は、まず、
盗聴
の対象とする
犯罪
を麻薬、銃器、密入国、
組織的殺人
の4種に限定したことで、「
一般市民
の方々の
通信
の
秘密
が侵されるという構造的問題が取り除かれた」と言っておりますが、
修正
は
政府案
にあった
警察官
などの「ためし聞き」を認め、
予備的盗聴
、
事前盗聴
、
別件盗聴
も可能となっており、
犯罪
に無関係な
一般市民
の
通信会話
の
盗聴
を防止することには全く無力です。
警察官
などの
盗聴範囲
は何ら限定されておらず、
一般市民
の
通信
の
秘密
が侵されるという構造的問題は取り除かれるどころか、何も解決していません。
また、「常時、第三者の
立会人
がつくことになり、手続も極めて厳格になったことで乱用のおそれはなくなった」との
公明党
の主張がありますが、
立会人
は
盗聴
している
捜査官
の動作を見守るだけの権限しかありません。実際に
盗聴
している内容は何もわからないので、
立会人
の
電話盗聴
の
切断権
が与えられておらず、
犯罪
と関係のない会話の
盗聴
を規制することは不可能であります。
立会人
の存在は、
盗聴
の乱用に対する歯どめにはなりません。 さらに、「
国際犯罪
が多発する中で、麻薬、
銃器等
の国際間の移動が大きな問題になっており、
サミット参加国
でも、
日本
を除くすべての国で
通信傍受
の仕組みができている」として国際的な要請との
公明党
の主張がありますが、麻薬、
銃器犯罪
、暴力団などの組織的
犯罪
を厳しく取り締まるのは当然のことであります。だからといって、
一般市民
の
通信
の自由や
プライバシー
を侵していいということにはならないのであります。
通信
の
秘密
は、
憲法
が侵すことのできない永久の権利として保障している
基本的人権
であります。同じサミット諸国でもアメリカやカナダなどでは、
通信
の
秘密
についての
憲法
上の保障規定がないなど、
憲法
体制がそもそも違うのであります。しかもアメリカでは、裁判所の許可を得て行った
盗聴
捜査の何と八、九割までが、事件とは何の関係もない市民の会話であったことが
報告
されており、アメリカでも
盗聴
について強い批判が出されておるのであります。 さらに、
公明党
からは、
衆議院
法務
委員会
の審議時間について、「異例の長時間の審議をやっているし、11名の参考人の
意見
も聞いた。したがって、十分議論はなされた」と主張がありますけれども、事実はあべこべであります。
日本共産党
など野党3党は、
国民
の自由と
基本的人権
に重大な影響を及ぼす
法案
であり、今国会で議員1人当たり5時間の審議を主張し、
自民党
もこれを受け入れ、5月18日の理事会では1人当たり4時間の審議をすることで与野党が合意をしていました。 ところが、自民・自由・公明の3党は、理事会での合意をほごにし、約束の半分の審議もしないまま採決を強行し、中央・地方公聴会の要求も、
法案
審議の前提となる
警察
の違法
盗聴
の実態解明の要求にも全く応じなかったのであります。 朝日新聞は、「大事な点の確認や
説明
を尽くさずに、自分たちで決めた採決
日程
に合わせ、数で押し切った印象をぬぐえない」との指摘をしておりますが、審議を尽くしたとはとても言いがたいのであります。 私は、以上の見地から、
憲法
をじゅうりんし、
基本的人権
を踏みにじり、
市民生活
に重大な災いをもたらす
盗聴法案
の
廃案
を強く主張し、議員の
皆さん方
のご賛同をお願いして、討論といたします。 20
◯議長
(
大井
弘君) 以上で、討論を終結いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
採 決 21
◯議長
(
大井
弘君) これより、採決を行います。
議員提出議案
第5号
組織犯罪対策関連
3
法案
の
廃案
を求める
意見書
について 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 22
◯議長
(
大井
弘君) 起立少数であります。 よって、
議員提出議案
第5号は、否決されました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
休 会 23
◯議長
(
大井
弘君) お諮りいたします。 来る14日は、
議案
調査のため休会といたしたいと思います。 これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 24
◯議長
(
大井
弘君) 御
異議
なしと認めます。 よって、来る14日は、休会とすることに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次 会 の 日 程 の 報 告 25
◯議長
(
大井
弘君) 次に、議会の
日程
を申し上げます。 次回の本
会議
は、来る15日定刻の午後1時より再開し、会派代表による市政一般に対する質問並びに提出
議案
に対する質疑を行います。 本日、本
会議
終了後、
議案
説明
会を開催いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
散 会 26
◯議長
(
大井
弘君) 以上をもちまして、本日の
日程
は全部終了いたしました。 本日は、これで散会いたします。 ────────────・─────────────・──────────── 散会 午後1時35分 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...
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